毎年秋に、コンビニ各社のスイーツコーナーで盛り上がる「モンブラン」。季節のお楽しみです♪ ところが今年は、なんだか事情が違うようで…。
モンブランを求めて、セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンをまわってみたのですが、
「モンブランが、ない!!」
ケーキのモンブランが棚を占有しているだろうという予想を、見事に裏切られました。
そのかわり、スイーツコーナーを独占していたのが「月見スイーツ」。月をイメージした「黄色くて丸ければなんでもアリ」といった感じで、さまざまな商品が展開しています。間違いなく、今年のブーム。年末の流行語大賞にもノミネートされそうな勢いです。
こうなると、かえって古参のモンブランを応援したくなってきました。
そこでコンビニを10軒ほどハシゴし、「モンブラン」スイーツを探し回ってきました!
すると、おもしろい傾向が見えてきました。コンビニ3社とも「普通のモンブラン」じゃない!! 今年は各社とも「ひとひねり」あるモンブランになっていました。
味、コスパ、ヘルシー度の観点からレポートしてみたいと思います!
セブンのモンブランは「8層」に進化。ダンジョン化が止まらない!


この秋の新作ではないのですが、最も王道に近いモンブランを食べたいなら、コレ!
セブン-イレブンの『イタリア栗のモンブラン 8層仕立て』(税込453.60円)です。
でも、ただのモンブランじゃない。「7層」だったモンブランが、さらに1層増えてパワーアップした人気商品!!
「ホントに8層もあるの!?」と思い、縦に割って数えてみました。

・・・8層、ちゃんとありましたね。疑ってすみません(笑)! 作るのが大変そうです。かなり手間がかかっていますね。
【味&食感】
こげ茶色の「マロンペースト」、ベージュの「マロンクリーム」の、「Wマロン」仕立て。まったりと濃いから、クリームを求めている方にはバッチリ満足感を得られると思います。
「マロンペースト」は「マロンクリーム」よりも少しかためで、ようかんを思い出しました(笑)。舌触りだけですが。
いい仕事してるのが、底のビスケット! 砕かれているので「クランブル」? さくさくとしたこの存在がアクセントになっているから、まったりとした濃厚クリームをあまり重く感じないのかも。
【お値段】
コンビニスイーツでは強気の値付け!「このサイズで税込453.604円かぁ」と、棚に戻してしまいそうです。でも、実際に食べてみると豪華8層ダンジョンと、ケーキ店ばりのクオリティーに、「このお値段でも仕方ないかなぁ」と納得しました。それにしても物価高騰の時代ですね~。
ファミマは「マロン」ではなく、あえての「かぼちゃ」で来た! しかも超ねっとりと濃い!


昔ながらの「黄色いモンブラン」のつもりで口に入れたら、びっくり! 鼻から抜ける風味がめっちゃ「かぼちゃ」!!
ファミリーマートからは『北海道かぼちゃのモンブランプリン』(税込348円)が2026年8月25日に発売されていました。
・・・あれ? モンブランって、栗じゃなくてもOKなんでしたっけ?
さっそくGeminiさんに聞いてみたところ(笑)
「栗を使っていなくても『モンブラン』と呼んで問題ありません。」とのこと。
「モンブラン(Mont Blanc)という名称は、アルプス山脈の最高峰『モンブラン(白い山)』に由来しており、もともとは「山のように高く盛り付け、粉砂糖などで雪に見立てたケーキ」という形状やスタイルの特徴を指しています。」
つまり、「山型のフォルム」と「細い糸状のペースト」という条件を満たせば、かぼちゃでもOKということ。ファミマのかぼちゃプリン、バッチリ条件を満たしていました。
【味&食感】
「ねっとり」感、ハンパない! スポンジは入っておらず、プリンと2種類のクリームだけで構成されています。

プリンはもっちりと弾力があるタイプ。かぼちゃクリームともども、「かぼちゃがいっぱい入っていそう」な濃厚な味。ホイップクリームに練乳感は感じられなかったものの、これもしっかりした口当たり。
箸休め的なスポンジが入っていないので、ちょいしつこいかも……と思ったとき、底から出てきたほろ苦いカラメルが、絶妙に引き締めてくれました。「カラメルさん、ありがとう!」と思わず感謝。カラメルをからめて食べるとめっちゃおいしい!
【お値段】
私が普段、スーパーで買っている『焼きプリンモンブラン』が200円前後なことを考えると、ファミマのモンブランプリン税込348円は少々お高め。
でもコンビニだし、季節のかぼちゃがみっちり入っている(と思われる)リッチな味なので「十分アリ」だな、と思いました。
ローソンは大人気「どらもっち」にin! でもこれホントに「モンブラン」だっけ?


ローソンからは、『どらもっち モンブラン』(ローソン標準価格 税込268円)が2026年9月1日に新発売されていました。
『どらもっち』といえば、もっちりとした薄皮生地とたっぷりのクリームで人気! ローソンの大ヒット和スイーツです。さまざまなフレーバーが登場するたびに話題になりますよね。最新作がこの『どらもっち モンブラン』です。

さて、ここでも私の「疑いの目」が発動してしまいました……。
「これって、モンブランじゃないのでは!?」
だって、モンブランの条件である「山型のフォルム」「細い糸状のペースト」、満たしてないですよね?
Geminiさんにチクってみたところ、
「現代の日本のスイーツ市場(特にコンビニスイーツ)では、『栗を使った濃厚な洋風ペースト・クリームの味立て』そのものを広義にモンブラン風(マロン味の概念)として表現するトレンドが定着しています。
見た目としてのモンブランではありませんが、『和菓子(どら焼き)の枠組みでモンブランの味覚体験(マロン餡×マロンクリーム)を再現した商品』として名付けられているのが実情です。そのため、純粋な洋菓子としての形式を重視するなら『モンブラン味のどら焼き』と呼ぶ方がしっくりくる商品と言えます。」
とのこと(↑Geminiさんのオトナな回答)。なるほど、「モンブラン味のどら焼き」ということなら合ってるからいいのか……。
なんだかスッキリしないながらも、ふたつに切って断面を見てみたら、
「モンブラン(山)になってるじゃん!!」
茶色いイタリアマロン餡に、白っぽいクリームがのっている様子は、まるで白雪をかぶった山のよう! こんもりと中央が盛りあがった生地は、山のシルエットに見えてきました。
これってローソンさんの策略!? だとしたら深い!(笑)
私がGeminiの暗示にかかっただけかもしれません。
【味&食感】
栗×白あんの組み合わせが、こんなにも合うとは! ローソンのサイトに「イタリアマロン餡」とあったので、イタリア産の栗を使用しているのかしら。
「モンブラン」の語源になった山は、フランスとイタリアの国境に位置するアルプス山脈の最高峰。イタリア栗を使用ってところも「モンブラン」に寄せてきている?
そして、なんといっても「どらもっち」ならではの「もっちり感」がたまりません! 長芋入りで、どら焼きにしては薄めの生地、開発した方は天才ですよね。
3品の中では一番食べごたえがあるなと思いました。
【お値段】
今回チョイスした3品の中では最も低価格な税込268円。その割に食べごたえ、満足感ともバッチリ! コスパいいと思います!
栄養を比較してみたら……意外とカロリーに差はなかった!
最後に、商品パッケージとサイトを参考に、3品の栄養成分表示を比べてみました。
熱量(カロリー)は、だいたい同じくらいでした!

差がつくのは、たんぱく質と脂質、糖質量でしょうか?(赤字=高い数値、青字=低い数値)
どれを食べるか迷ったときに、おすすめするなら
●たんぱく質をとりたい方、脂質を控えたい方 → ローソンの「どらもっち」
●糖質を控えたい方 → どれか選ぶとしたらファミリーマートの「かぼちゃプリン」
ですが、既にダイエットにはむかない糖質量ですね……。
コレステロール値を気にしている私としては「どらもっち」の脂質が低め、なのはうれしい発見でした♪
まとめ:「月見スイーツ」に負けるなモンブラン!
3品食べたら、さすがにお年頃の胃にはクリームの油分が重かったです……。でもコンビニエンスに手に入る「ごほうびスイーツ」としては最高!
見た目だけの(スミマセン)「月見スイーツ」よりも、各社の工夫とアイディアが光る「モンブラン」をこれからも推したい!と思いました。
おいしい「コンビニモンブラン」、これからも期待しています!!
※データは2026年9月14日現在のものです。
※味の感想はあくまで個人的なものです!
※発売日は店舗によって異なる場合があります。


コメント